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冬カマキリ

 例年の如く、寒くなったので、鉢植え植物の棚にビニールをかけてやった。ふと見ると、カマキリがアシナガバチをむしゃむしゃ食べている。


冬カマキリ1



カメラに収めようと近づくと、じろっとこちらを見る。

冬カマキリ2


 ひと月の命を延ぶるたうろうの
   眼光するどく輝きにけり



 食べられている蜂は、なんとか逃げようともがいているが、とても敵わない。生きたまま顔のあたりから食べられている。この蜂は今年最後に残った働き蜂だろうか、それとも女王蜂だろうか。せっかく作った巣もこれで終わり、あとは廃墟となりにけり。

蟷螂も何とか生きねばならない。背後から死が迫りつつあることを知ってか知らないでか、懸命に喰らっている。

 この蟷螂と目が合って、しばらくじっと見つめ合った。と、この蟷螂はこんな歌を口ずさんでいたー

 冬はとても心地よい
 澄んだ空気の中
 人は家の中を温かくする。

 雪が降れば、
 雪は毛布となって
 地面を被い
 土の中は簡素な棺のよう
 すべての命が浪費することなく
 ゆっくりゆっくり育まれる

 心地よい冬の日よ
 しばらくは色とりどりの花や蝶
 三途河原で夢見よう

 冷たい川水に
 新しい神々が現れて
 世界は新たに動き始める
 新しい秩序
 未知の色や音

 ずっと忘れていた純潔な感動
 夢の中で自分が世界の運動の
 一部となったような
 多少の不安と大きな期待で
 天に上ってゆく

 自分がー死ぬ?
 それは
 恩寵でなくてなんであろう

 それは、しかし一刹那
 ある冬の暖かい日
 光に照らされた
 御寺の白い石畳に
 一片の雲影が過ぎる

 その時ふたたび蘇えるものと
 二度と還らぬものが分枝する
 pivotal point

 もし蘇ったものが
 ただそれだけならば、
 蘇生は迷妄にすぎない、
 蘇るものは
 還らぬものに関してのみ
 存在しえる。

 もしあらゆるものが
永遠に流れゆくものとすれば、
それもまた迷妄、
常に去りゆくものは
再生しうるものに対してのみ
意味をもつ。

winter solstice
 死と再生の秘儀

 縄文人たちが朝焼けの美しさに
 見惚れて、
つい何をするかも忘れて、
佇んでしまった瞬間



 数日後支柱に卵が生みつけられていました。そして、あのカマキリはどこを探してもみつかりませんでした。

 冬カマキリ3
 



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル : 学問・文化・芸術

メダカ日記2

ようやく日差しが柔らかくなって、夜風は肌寒いですね。台風の後、ツクツクボウシが鳴いています。

我が家の蜂たちも最後の巣の点検を終え、今ではもう巣でじっとしていることが多くなりました。

蜂の巣


長らく今年も毛虫が少ないなぁと思っていたら、とつぜん梅の葉に大量の毛虫を発見しました。よくみるとだいぶん葉が食われていて、しかも三種類の毛虫がいる。一瞬これを駆除しなければと思ったのですが、いやまてよ、こいつらは花芽を食べるわけではないから、いてもいいじゃないかと考え直したのです。
さらに、去年の青虫のように、飼ってみてどんな蛾あるいは蝶々になるのか見てやろう、とさっそく箱に入れて飼い始めました。ところが、これが難しい。毎日新鮮な葉を補給しても、弱っていく、だんだん食べなくなる。こちらも根気が続かず諦めました。

毛虫たち


2~3週間前、我が家の辺りには蜻蛉(とんぼ)が何時間も飛び回っていました。ああ秋だな、それにしてもなぜ何時間も、このあたりを飛び回っているのだろうって思ったとたん、あることに気がついて焦った!
これは、きっと結婚飛行だ、我が家の水鉢に卵を生もうとしているのだ、こりゃいかん、メダカがヤゴに食われる、と遅ればせながら気が付き、先日メダカを鉢から移動させ、鉢の底を調べてみると、合計6匹のヤゴを発見。

ヤゴ


もちろん、これらを抹殺す気にはならない。こいつらも飼って、何時の日か立派な蜻蛉に変身する栄光の瞬間を見てやろうと考えたのです。それでこいつらもプラ容器とバケツに分けて入れ、さて餌をどうするか・・・、6匹に毎日でなくともメダカをやるのはいやだ。それで、鶏肉を細かく切ってやったんだけれど、残念、食べてくれない。生きているものしか食わないのか、それで、毛虫の子供やボウフラ、水ミミズ、小さな虫ならなんでも、放り込んでいるのだけれど、食べるのか食べないのかはっきりしない。しかしなかなか死なないので、水草や苔なんかを食べているのかな、とも思ったりする。今後の研究課題だ。

もちろん、メダカをいっしょに入れておくと、ドジなというか底の方でじっとする性質のメダカは容易につかまって食べられる。ヤゴは日中は泥草の下に隠れていて、夜には餌を探索して動くようで、泥に軌跡を残し、動いた跡がよく解ります。

水槽1  →  水槽2

蓮も種を落としそう。

蓮種


  

メダカ日記

4月4日、蓮の土変え、根の間引きをするため、昨年からいるメダカを数えると、約70匹。これらを4つの鉢に分ける。

4月7日、大量の卵が藻に付着しているのを発見。ただちに、これらを取って、水槽に移す。

4月13日、孵化した稚魚発見! 毎日たくさん産卵する。

4月17日、稚魚28匹となり、日毎に増える。以後、毎日30個くらいの卵を取る。それらを入れるプラスチック容器を大量に集める。

5月1日、孵化数100匹はるかに超える。

5月15日、もう収拾がつかず。5月2日までに孵化した200匹くらいをまとめてたらいに入れる。これらが、ぜんぶ育ったらどうしよう・・・と不安がつのる。

     稚魚


5月27日、稚魚少し死んでいる。その後、毎日少しずつ死んでいく。これなら増えすぎないだろうと、むしろ安心する。

6月5日、たらいに入れた第一期生(5月1日までの卵から孵化したもの、大きいのは長さが1cmを超えている)を、彼らの親がいる火鉢に移す。すると、どうだ、親は稚魚をがぶがぶ食べる!・・・結局生き残ったものは、たった4匹!
うっかりしていた、めだかは非常に貪欲なことを忘れていた! しかし、後の祭り。

     めだか火鉢

餌をやると、激しく寄ってくるところ。

よって、第二期生以後は、平均 身長7mmを超えたら、親のいる鉢に戻そうと考えた。予定日を8月1日と定めた。

7月3日、ところが・・・、大失敗をしてしまった! 毎日、鉢の水を足すため、また冷やすために、水を補ってやるのだが・・・、この日の朝、一期生を戻した火鉢のメダカが全員死んでいる! ちょろちょろでも一晩水出しっぱなしだったんだ。30匹以上の大殺戮、しかもこの中には最も美しい斑入りもいたのに!
それで、急遽、予定を変更して、第二期生をこの火鉢に全員(約30匹)入れた。

その後も、いろいろアクシデントがあったが、続きはまたにしよう。

とにかく、今年いままでに強く感じたことは、

① メダカの成長は、個体によってそのスピードに大きな差があるということ。

     メダカ大小


およそ100匹いたら、一カ月くらいすると、一番大きいのが一匹・・・これを小生はKINGキングと呼んでいる。それからそれに準ずるのがいれば、それをQueenと呼んでいる、その次のクラスがだいたい数匹いる、これを太守Viceroyと呼んでいる。
つまり、100匹のうちいち早く大きくなる(1cmクラスしかも太い)が5~6匹がいる。なぜか、他のものはなかなか大きくならない。まだせいぜい5mm、そして細い。

②それから、100匹いても、いつの間にか、20匹くらいになってしまう。たぶん死んで、あるいは生きたまま、Kingたちに食われてしまうのだろう。

結論として、メダカも、あのタラコやカニの卵のように、大量に産卵して、そのうちの例えば5%が生き残れば、種が生存し続けるという方針なのだろう。残りは、食われる運命にあるのか・・・。


ついでに、庭にいる虫
 
 
  いらがたち



先日咲いた蓮

  P7141964.jpg  はすとて



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今年の動植物

年末になるといつもなぜか忙しくなる。師走とはよく言ったものだ。12月の行事ばかりではなく、今までしなければならなかったことでしなかったことに追いつめられてくる。皺寄せという言葉が浮かんできた。師走と皺寄せとなんとなく響きが通じる。〈しわよせ〉が〈し、はよせ〉のリエゾンしたものなら、師、早よせ!と、師走にひっかけられんこともない。ま、それはともかく。

今年、一年振り返ってみて、とくに印象に残ったことを。

1. 4月から10月にかけて、メダカの卵を400個くらい孵化させて、そのうち今とにかく魚として生きている数は約50匹。というと成功率12.5%。プロから見るとお話にならんだろうけれど、小生では今までで最高。

2. 叔母にもらった沈丁花が昨年の夏枯れた。その前、間一髪のところで挿し木(水に浸けた)しておいた幾つかのうち一本だけが、なんとか成長し続け、いま10センチくらいになっている。これには苦労した。というのは、水の中でなんとか根が伸びてきたのだが、それを土に移しかえると死ぬことは明らかだから、少しずつ何日もかけて土に入れた。つまり、まず鹿沼土を少しずつ水の中に入れ、根を土に馴染ませてから、そこに少しずつフツーの土を混ぜていき、それとともに水性栄養の濃度を増やしていった。いま現在、その植木鉢はほとんど普通の土で、他の植物より頻繁に水をやりつつ、―しかし冬に水をあまりやると死ぬ、このころあいが難しい、―ビニールハウスの中に入れてある。この冬さえ乗り切れば、と祈るばかり。

3. クチナシの葉につく青虫の正体を突き止めたこと。それは、夏にちらっと見た美しい蛾であったのだ。その名はオオスガシバ。これについては10月に書いた。


来年も頑張って育てます。


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オオスカシバ

いつも8月になると、クチナシの葉が青虫に食われはじめます。もしそのまま放っておくと、たぶんクチナシは丸裸にされ、枯れてしまうかもしれません。それで、青虫には気の毒だと思いつつ、手でつまみとって、1~2の葉とともに、前の緑地に置いてきます。1シーズン(8~10月)で20匹~30匹くらいで、緑地に置かれた青虫は大きいものはそのまま成虫化するかもしれませんが、たいていは鳥の餌となるでしょう。

蛾1  蛾2
 

今年は、ふとこの青虫を観察しようという気が起こって、プラスチックの容器に入れ、毎日新鮮な葉を2枚くらい与えていました。とにかく食べること食べること、どんどん大きくなって、一日に40個くらいの直径3mmほどの糞をします。

ある日、青虫の色が茶色くなり、動きが遅くなって、これは死んでしまうのかもと危ぶんでいましたところ、糞や葉の断片を巻き込みながら繭をつくりその中でじっとするようになりました。これは蛹になるに違いない、ならばきっとすぐ羽化するだろうと期待していました。

が3  

ところが、待てど暮らせどいっこうに変化がありません。外から見るかぎり、小さく硬くしわしわになっているようです。こりゃ死んだかなと半ば諦めていて、部屋に置いておくのも汚らしいしと思って、玄関先に置いて、その存在すら忘れかけようとしていました。

が4


ところがです、昨夜ちょっとのぞいたら、蛾が容器の内壁にくっついているではありませんか。ついにやった!と感激の胸を押さえつつ、そっと部屋の中で開けて、写真を撮ろうとしたところ、ぶーん軽快な音をたてて、蛍光灯の笠に止まりました。繭の中には、文字通りもぬけの殻がありました。

が5


なんと美しい虫だ、ステルス機のような精悍な面構え、ツクツクボウシのような透明な翅。黄緑色の背中に赤い線、後ろの方は黄色、お尻に立派な黒い毛。じつに美しい。またどこかに飛んで行きましたが、部屋の中に居ることは確実です。

が6  が7

明くる日(今日)探しに探してやっと見つけて、我慢できず捕まえて、写真を撮ってから、外へ放ってやろうとしました。

が8


ところが、逃げようとわが手の中でもがきずめにもがいたせいか、羽を動かしても、充分に飛べず、・・・しようがないから、折から咲きだした金木犀の花の蜜でものんで頑張れ、と花の上に置いておきました。さてどうなることやら。

が9   が10


調べてみると、これはオオスカシバという名前の蛾でした。蛾といってもとてもきれいで、飛んでいる姿は蜂と見まごうものです。

思い返せば、8月ころわが家の庭で、これが飛んでいたことを思い出しました。そうそうたしかにこれです。たしかクチナシの木のあたりに停まって、あまりに美しく、蝶か蛾か蜂か、なんだろうと考え、とにかく写真をとろうと部屋の中に入った時、どこかへ飛んで行ってしまったのを思い出しました。
 
そういうことか、これがクチナシの辺りに居たのはそういうことだったのか、と納得。円環が閉じられました。来年は大きいゲージを買ってきて、大量に育ててとも考えますが、そのためにはクチナシを大量に増やさねばならず、挿し木で容易に増えますが、大量の植木鉢がいるし、やっぱり面倒かな・・・。

そうそう、青虫はだいたい5~6cmくらいになったら、茶色く変色し、繭をつくりその中でじっとします。そして3週間弱で、繭を破って(噛み切ることはできなさそうなので、押す力で破るか、溶かす酵素を出すのか)出てきます。そうして小生のようにいじくり回さずに、外に放てば花の蜜をホヴァリングしながら吸うのが見られるかもしれません。




 
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初夏の生活

毎年、気候が変わるせいか植物の生育が違う。我が家の庭では、今年はクレマチスの当たり年だった。もっとも施肥が毎年同じ時に同じ種類を同量与えているとは限らないので、気候のせいとばかりは言えない。


クレマチス
クレママチス

もう6月、蚊が出てきたし、クチナシの葉を青虫が食べに来ている。雑草取りが大変。しかし、ドクダミは、花を咲かせるとなかなかいいものだ。それから、そこらにあまりにもよく見かけるので名前すら知らないけれど(クローバ?)、このピンクの可憐な花がいい。朝顔もぐんぐん蔓を伸ばしはじめた。

どくだみ  クローバ?
どくだみ クローバ?



4月に種を落としたモミジも水をやっているといくらでも増える。アイスクリームの紙カップの中でも成長する。こうやって欲張って育てるものだから、月桂樹とモミジの苗木がいっぱい。これ盆栽にして定年後は金持ちの外国人に売りまくって生計をたてよう。

みみじ
もみじin icecream cup

4月以来、メダカが毎週のように卵を産む。これを別の水槽に別ける。成長を見守り、体長5mmくらい以上になったものを、また別の水槽に移す。それぞれの水槽に適した大きさの餌を作っておいてやる。水を少しずつ換える。見ていると切りがない。これも将来売りまくって家計の足しにしよう。あるいは佃煮にして食べよう。

めだか成魚  めだか稚魚
めだか成魚体長2.5cm 稚魚体長3mm

親のいるところは、日によく当たる所なので、水がすぐ緑色に濁ってくるので、毎日半分以上の水を交換する。憎たらしいほどよく餌を食べる。

孵化したばかりの幼魚とは言えど、泳ぐスピードは恐ろしく速いし、兎のように瞬間的に角度を変えれる。この時期は魚というより鞭毛類生物に見える。もう100匹は遥かに超えている。去年は水槽掃除と称していじくり回し過ぎて大量の幼魚を殺してしまった。要注意、要注意。


彫像と花
彫像とビロード草とドクダミ

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沈丁花危うし

先月初めごろから、一気に沈丁花が枯れ始めました。
20年以上まえ叔母からもらったときは20cm位の植木鉢だったのですが、よく育って、玄関先に地植えにしてあったものです。放って置いたら、たぶん2~3メートルくらいになっていたのではないだろうか。毎年強剪定するので、これくらいの大きさですが。


沈丁花枯れる1
  すっかり葉を落としてしまった・・・


数年前この株から取った挿し木が着いて、昨春離れた場所に地植えしましたが、これもやはり同時期に枯れてきました。


沈丁花枯れる2
  これも葉なし



残るは、今年挿し木したばかりのものが、まだ鹿沼土に生きていますが・・・、
これが枯れれば、この血脈は途絶えてしまいます。なんとか生きて!と祈るばかり。



沈丁花挿し木
  孤軍奮闘


それにしても、どうして今年に枯れたのか。他の植物で、今年変わったことと言えば・・・、
ウラシマ草に実がならなかったことと、梅につく毛虫を見なかった→一度も殺虫剤をかけなかった。(毎年三回くらいはかける)


今年の夏の気候はどうだったか、比較的早く猛暑が来て、台風だったかでその後はわりに涼しく、去年に比べると酷暑というわけでもなかったような気がするが。遣り水の不足も考えにくい。枯れた二株はぜんぜん違う場所に植えてあるし、他の近傍の植物は枯れる気配がない。
沈丁花に特異的に感染するウイルスによるものかもしれない。とすると、新しい挿し木は感染しにくいのかな。

あと今年とくに変わったことと言えば、東北大震災がある。これと連動ありや?・・・。あっ、そうだ、知人から合歓の木と栴檀の木をもらったことだ。これが妖気を発しているのか?・・・まさか。
よその沈丁花はどうなんだろう。知りたい。



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盆の蓮

 去年もそうであったが、ぴったり8月15日に蓮が咲いた。今年のは宇佐神宮産の蓮だ。今年一度咲いてもう咲かないのかなぁと思っていたが、一週間前くらいに突如、花芽がぬっと伸びてきてびっくり。しかも今回のは大きい。花の直径は27cmあった。 

嬉しいのでアップ。

盆の蓮


 三句。

大輪の花を迎へる盆の朝

炎天下花の言葉に耳澄ます

泥水の常より澄みて盆の暮



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テーマ : 花と生活 - ジャンル : 趣味・実用

夏の日課

五月以降、朝起きて顔を洗って、先づすることは、メダカと金魚に餌をやりながら、その数を数えることだ。昨日と同じだけいるとほっと胸をなでおろす。一匹でも減っていれば死体を捜す。

 死体はたいてい水底に横たわっている。魚はまぶたがないから目をぱっちり開けたまま、水底の柔らかい土の上に眠っているように見える。それを見ると柿本人麻呂の水死体を連想する。死体をそっと割りばしでつまむと、白魚の佃煮ほどではないが、わりと硬い。甕の横の土を掘って埋葬する。そして思う、死体が腐乱する前に、団子虫や蟻などの餌になってしまうのじゃないかなと。

 ところが、どうしても死体を発見できないときがある。それも一度や二度ではない。どうしてこんな不思議なことが起こるのであろう。いろいろ考えた。一つは、元気が好すぎて甕から飛び出してしまった。しかし甕の周りをいくら探しても死体を発見できないのだ。

もう一つは、鳥に食われた。これは多いにありそうだ。むかし庭に池があった時、そこで飼っていた亀がカラスにぜーんぶ食われた。そのことがあってから、しばらくはカラスが電柱の上でカアカア鳴いているのを見ると、石をぶつけてやりたい衝動に駆られたけれど、今はもう弱肉強食は自然の摂理だ、と諦念の域で落ち着いている。

しかし、二つの甕はすでに蓮の大きな葉で隠されており、鳥に発見されることはなさそうだし、何よりも鳥が喰いに来ているのを見たこともない。それとも家人が寝静まっている朝まだきこっそりと襲っているのだろうか。それにしては、植物がなく、ほとんどむき出しの石臼で飼っているメダカはぜんぜん減らない。鳥ならまずこれらを襲うはずである。



甕         石臼

 それゆえ第三の考えが浮上してきた。それは泥の中に突っ込んでそこから抜け出せなくなった。あるいは泥の中に怪物が棲んでいて時に魚を喰らう。怪物の代表例はヤゴである。これは非常にありうることだが、一つの甕の土は一昨年、田舎の休耕田から取ってきた土だし、今年はトンボがわが庭を飛び回っていた記憶はないが・・・。なにはともあれ、これを確証するためには泥をかき出し詳しく調査してみなければならない。来年の初春、蓮の根分け・肥料やりの時にやってみよう。

 餌やりが終わると、自分も朝食をとる。そしてから、彼らの居場所にたっぷりと新しい水を追加してやる。そのときの彼らの新鮮な水に向かってくる生き生きとした嬉しそうな泳ぎを見るのが嬉しい。



P7010866.jpg


 大滝の下に居るごと蝉の声


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テーマ : 金魚とメダカ。 - ジャンル : ペット

初夏の庭

梅雨があけて、夏の空が輝きはじめるとき。

我が家の花で、初夏と言えば、小生はまづ梔子(くちなし)をあげます。ハッとするような雪のように白い花は、しかし一日にしてその純白に陰りが見えはじめますが。

この花の匂いをかぐと、小生は20歳のころを必ず思いだします。当時、小生は下宿をしていたのですが、そこに近所のかなり高齢のおばあさんが、「これあげる」と言って鉢植えの梔子をもってきてくれたのです。それは花芽が密な立派な鉢花で、さっそくスケッチしたものでした。その時はじめて梔子の花を知ったのです。ちょうどその時、小生はゴーギャンのタヒチ紀行『ノアノア』を読んで、夢をふくらませていましたから、それ以後、小生の中で「初夏ー梔子の花ー老婆ー死ータヒチの原住民ー南太平洋の空と海」という観念連合ができあがっています。 
ちなみに、ノアノアとは香しいという意味だったと思います。

クチナシ

それから、ひそかに待ってました蓮がでてきました。

宇佐蓮
うれしいので二首

宇佐の池から去年(こぞ)取りしその種の
  秘めたるちからに畏怖をおぼえる

感謝とも驚異ともはて何といはむ
  宇佐神宮の蓮がわが庭にある



それから夏の定番。槿(むくげ)と百日紅(さるすべり)は、「これから暑ーい夏が延々と続くんだよ。がんばってね」と言っているように見えて、不快です。

槿  さるすべり



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大発見 !

我が家から車でほんの数分の所に虫の集まる木を発見!


虫の木2 


虫の木5

虫の木3

クワガタの木4


かぶとも来い
くわがたも来い
大すずめばちも来い

ここは素晴らしい領域だ
ただで蜜がすえる

Oh, What a wonderful night !


you can't pass by without clicking for this wonderful night ↓↓↓


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花盛りの庭

この地域の桜はおおむね散り始めています。
我が家の庭も行く花来る花が混在してにぎやかです。いくつか披露します。
P4130741.jpg
うらしまそう
にわうめ
にわうめ
なのはな
なのはな(美保神社の近くからとってきた)とだいこん
チュウリップとスノーフレーク
チュウリップとスノーフレーク
にら
にら
月桂樹
げっけいじゅ

一首
    大地震おこす地球も花一輪
         創る力のなきものを



             
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テーマ : 花の写真 - ジャンル : 写真

蓮開花す

8月16日朝、ついに開花しました。
m 006   P8160247.jpg

夜はおおむね閉じてしまいます。 
 
8月17日(本日)さらに大胆に開花。
昨日の花が15歳の乙女とすれば、これは25歳の女盛りか。


m 018 P8170263.jpg



こちらも大胆になって覗き込むと、面白いことにおしべと花弁とは截然と分かれているのではく、連続しているように見えます。

印象を頭に叩き込むために、さっそくスケッチ。
P8170258.jpg

俵万智ふうに 
 そのうちに咲くと思っていたけれど
  ほんとに咲くとどぎまぎするわ

 

 8月16日というのが気になる

 送り盆 父母のたしかな 届け物

 亡き人の 志かな 蓮ひらく



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蓮の花

こんな嬉しいことはない。
蓮の花芽がでました。7月中にでなければ、今年はだめだとあきらめていた矢先、知人が葉の茂みの中に小さな花芽を発見してくれました。
小生、失意のうちにも、来年の実験計画を立てていました。すなわち、増えているであろう蓮根を小分けにし、肥料の種類、量、日光照射などの条件を変えて、栽培しようと。

嬉しいので、写真アップ。7月と今月8日と本日。たった一つの小さいものですが、小生にとっての今の宝です。

写真 155   写真 164   m 007

↑小さいバケツのは、宇佐神宮産種を今春に植えたもの。
花芽のある火鉢のは去年植えた鶴舞公園産種。

朝夕に水遣るごとに探す花芽(かが)
  深き淵よりつひにい出きぬ


蓮の花といえば、お釈迦さまが連想されますね。我が家の仏壇の引き戸にも蓮池が描かれています。この意味はいろいろな説がありますね。

美しい花はこの泥からこそ咲くことができる。人の住む世は泥である。われわれは生きるためにこの泥から栄養を取らねばならない。食べるために欲望のままに、この閉じられた世界で這いずり回っている。しかし、この世を超えた世界(価値)があることにかすかに気づいてもいる。あるいは、それを想定せずに生きることはできない。・・・


南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・・↓↓・・・南無妙法蓮華経・・・

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テーマ : 博物学・自然・生き物 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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うたのすけ

Author:うたのすけ
世の中の人は何とも岩清水
澄み濁るをば神ぞ知るらん

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