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Merry Christmas

 クリスマスはもともとはペルシャのミトラス教の太陽神を祀る冬至の祭りだった。この日よりだんだんと太陽が強くなっていく。
  ローマの時代になって皇帝が祭りの中止命令を出した。農民は考えた「解りました。この日をキリスト様の誕生日として祝います」と口では言って、実際は昔ながらの祭りを続けた。・・・だから、この日は飲めや歌えのドンチャン騒ぎが本来のあり方だと思う。
 そもそもお祭りは、どこの地域でも、日本の神仏習合のように、もともとあった土着の神信仰と新しく入ってきた宗教との習合があって、それが形を変え意味を変えつつ、伝わってきたのではないのかな。
 
 それはそれとして、せっかくだからこの日にちなんでイエス・キリストについての小生の考えを述べよう。

 イエスという人は今まで地球上に生きた人の中で最強の人であった。その倫理的高さは、たとえて言えば、(大塩平八郎+西郷隆盛)×百くらい、そして清貧さにおいて、良寛×百くらい。このような若い男が、当時のパレスチナの地において、女や乞食や病苦に悩まされている人達を慰めて歩いた。もちろんそれは律法を破るものであった。が、そんなこと全然気にしないイエス。したい放題。完全なる言行一致!・・・それで、当然のことながら、逮捕され、鞭打たれ、処刑される。

 ところが、近しい一部の人達は、イエスの死後、彼の生涯を振り返って、あの若者は凄い奴だったではないか、神のような男だったと言った。たしかに、そのような人を見てあれは神の化身だと思ったのは、けだし当然であろう。そして瞬く間に、この若者の噂は広がり、何が何か分からない人達までが、神が人の姿をとって現れたのだと口にしだした。
 50年も経てば、東地中海一帯に〈イエスを神と思う会〉なるものが生じ、その言行録が書かれ、諸党派間での争いさえ起こるようになる。
 そして300年が経った。地中海岸全域に多くの人が〈イエスを神と思う会〉に入会した。これは危険だ!ローマ皇帝は、はっと気付く、ローマの神々よりこの愚者どもの信仰する宗教を利用したほうが統治しやすいと。
 そうして、七世紀以後は新たな啓示宗教を奉じるイスラムとの闘争に入る一方、キリスト教は西洋を席巻する。

 ところで、ここに遥か昔のギリシャの学問をこととする知識人がいた。彼ら知識人は自然の探求に命を燃やしていた。が、彼らすらも〈イエスを神と思う会〉は巻き込んでいった。この情熱の混淆から、今現にわれわれが享受している近代科学が発達したのだった。

 この科学の発展するところ、18世紀に産業革命が起こる。蒸気機関が発明される。そして黒船だ。これは、従来の帆船とは異なり、季節風に関わらず、いつでも世界のどこへでも大戦闘部隊を派遣することができる。
 江戸時代、海のかなたから恐ろしい鉄の塊が日本にやって来た。USO未確認航行物体! 未知との遭遇。大パニック。・・・その後は、日本人なら誰でもご存知。国敗れて山河あり。こうして今、われわれはキリスト教国由来の科学技術の恩恵を受けて、パソコンの前で話し合っている。


たった二年間ほど活動したに過ぎないイエスからキリスト教へ。そして近代文明へ。

そしていまわれわれはこの文明の先端を生きている。

この不思議!これが地球に起こった現実の出来事なのだ。

歴史にイフはない。つまり他にはありえなかったのだ。

出来事はたった一回きりなのだ。

たった一回きりの歴史。

たった一回きりの宇宙。
 
このことに驚愕せずにおれようか 今宵。

アーメン。


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ありがとうございました
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テーマ : 歴史 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

普通の人

いかなるコメントでも、いただければとても嬉しいですよ。どんどんストレートにお願いします。
○なでしこ☆さんと小生とのイエス観はだいたい同じではありませんか。普通の人間です。ただ、普通とはいっても、小生のような、怠け者のフリーターで二言三言しゃべっただけでこの美女をモノにできんかいな、なんて考えているような普通のおっさんではなかったと思います。誤解がなければ、今のところ、このように平たく言ってもいいと思います、イチロー選手が野球の天才であるようにイエスは宗教的天才だった、と。
○歴史の面白さは、事実にはありません。嘘だらけですよ。しかし、われわれは過去の事件や人物に夢を託さずに生きてゆけないのですね。換言すれば、人間は〈真実〉というものが気になってしようがない生き物ですね。
○ついでに、小生にとって神とは、生き物ではありません、人間がおそらく先天的にもっている、ある究極の絶対善Xなる観念です。これがなければ、いいわるいの判断ができません。

偉そうなコメントで恐縮なんですが!

おはようございます。
なでしこ☆と申します。また、コメントさせて頂きますね!
まず、私の「キリスト教」と「イエス観」を先に述べさせて頂きます。
※まず、イエスは普通の人間だと思います。
あまり、彼を「神のように特別な存在」だと思わないのです。
(イエスを貶めるつもりはまったく、ありません。むしろ尊敬しております。)
では、私がなぜ?イエスを普通の人間と見ているかというと、
「イエスの誕生」の歴史から、「ローマの国教」となり「新約聖書作成」
「その後、各キリスト教宗派の歴史」を知り、
さらに・・・もっと古い(つまり旧約聖書のルーツ)関係を調べ行き着いた結論です。
余計ですが「キリスト教」以外の宗教史もリンクさせて調べる事で色々な真実が見えてきます。
それによって「キリスト教」を深く理解できるのではないかと思います。
しかし、「聖書やイエスに関する書物」には、皇帝やローマ人それ以外の国ぐにによって、
真実を隠され歪められて曲解されましたから、どこからが本当かは本人の解釈となります。
そして、その解釈を「聖職者」や「クリスチャン」や外国人(キリスト教系国家)の方とお話をする機会に恵まれていましたから、よく議論したものです。
その体験は、「キリスト教」を理解する上でも、クリスチャンや外国人を理解する上でも、とても勉強になりました。
なので、なでしこ☆「イエスに対しての考え」の結論は、
※「イエス・キリストは普通の若者」であり、「草莽の一人」だと思っています。
もちろん、イスラエルの出身の若者であり、ユダヤ教(旧約聖書)の神を信仰していた。
そして、神の預言者であることも否定できないでしょう。
(だって、イエスの神は、ユダヤ神でないとおかしいでしょう?)
しかし、それとは別に・・・
イエスを宗教利用した白人国家の人間性やマインドやカルチャー、その行動様式などは、
「イエス誕生」から、「キリスト国教ローマに成立(イエスが神になったとき)」時と比べても、
あんまり変化してないという感じが、わたくしの素直な感想ですかね。クリスチャンの外国人と話したら・・・その点を、強くよく感じますよ。
※でも、イエスは、わたくしにとって尊敬する偉人ですね。
もし、私の意見がストレート過ぎたらすみません!
(これが、なでしこ☆本音トークなので、悪意はありませんから!)

ごめんなさい

難しく感じられるのは小生の独断的思想と文章のつたなさですね。すみません(ペコリ)。分かりやすい文章を書くように心がけます。
とはいへど やっぱり不思議 人の生

名も無い

当時の若者ジーザスの誕生日がなぜに24日だと・・・記録されていたとは想えませんので摩訶不思議ではありました。なるほどそうだったのですね。

うたのすけさんの哲学思想がわかるような今日の記事ですね、でも淡青にはちぃーとむずかしいですわぁ~・・・汗

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Author:うたのすけ
世の中の人は何とも岩清水
澄み濁るをば神ぞ知るらん

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