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梅雨幻想

不思議だな。
なぜこんなに規則正しく雨粒は
それぞれがまっすぐな線を描いて
落ちてくるのだろう。

それぞれの雨粒は
高い空の雲から
交じりあうこともなくまっすぐに
広さを競う家家の
屋根という屋根の上に
庭という庭の隅々までに 
細いブロック塀の上にも
公園の朽ちた落ち葉の上に
道端に捨てられた
ビニール袋の上にも
ところ構わず
落ちてくる。

かつて文月といえば秋だった。
夏の湿気のなごりある草草の中で
疲れた人たちは体を横たえ
星の降る夜などは
虫たちの声を聞きながら
先祖伝来の不可思議な呪文の
響きを感じ取っていた。

その響きはいかなる楽器をもって
鳴らしても決して表せないような
囁き、朗唱、振動、運動、そして
静寂。
縄文人たちがあの土器に表した
燃えるような宇宙の動きさながら
あらゆるものが、あらゆるものとの
交感を乱すことなく
幾重にも渦巻をなして
つねに動いている。
その静寂。
その音楽。

しかし今。七月の雨。
野にも山にも都にも
至るところに落ちる雨。
あらゆる所を浄化する
天の炎にも似て
山々のカミたちの
村々のカミたちの
怒りと融和。
それはまた誘い、
いつかまた行きたい、
あの静寂に触れうるところへ。



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

やっぱ 題だけかな

こんばんは。ヘルブラウさん。
恥ずかしながら、こんなん書いてしまいました。が、とにかくお目を通していただき、ありがとう~。小生の私感が、まぐれでも、何ほどかの詩観を与えることができたとしたら、そんな嬉しいことはありません。
もっと自己修練ののち淡青俳句道場へ荒しに行きますぜ!

詩のごときもの

菱海孫さんの「詩の独りよがり云々」の論を読み、よく納得した直後に、こんなのを書いて、何ともお恥ずかしい次第です。
雨の降るのをぼーっと見ていて、何となくなったもので、十分の推敲もなく、それこそぼーとしたものです。
無力な小生だんだん歳をとってきて、人生という旅は恥のかき捨てと心得書き散らすばかりです。
まあ、とにかく読んでくださりありがとう。

まず題から

「梅雨幻想」すでにあなたは魂の詩人でございます。
(格好から入る淡青ですので一般評価ではないことをご承知下され!)

しかしこちらまで雨だれの音が聞えてきそうな詩観は呪文のようにまたは音楽のようにも聞えるものです。
そしてそのあと静寂が訪れるような気もします。

やや、詩ですね。

うたのすけさんは詩も作るのですか、素晴らしい。なるほど、柳田国男の思想を持った立原道造という風情でしょうか。いや、詩については全くの音痴なので適当に言いました、すみません。それにしても、素晴らしい。

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Author:うたのすけ
世の中の人は何とも岩清水
澄み濁るをば神ぞ知るらん

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