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うつ病一歩手前

 このごろ夜よく目を覚ます。それがだいたい4時ごろである。そして、この世でとくに興味を引くものはあまりない、それどころか何をしても虚しいという思いがこみ上げてきて、胸苦しくなる。あっ、これではいけない、と考え、何か楽しくなりそうなものを心の中で探してみる。

 仕事、社会活動、読書、旅、出会い、宗教、創作、出家・・・。こんなときは何を考えても、結局は虚しいものだ、と思えてしまう。部屋の暗さがいかん、早く夜が明けないかな、と思う。日の明るさが、日常の活動意識を呼び覚ませてくれることを知っているからだ。

 そして、ここ何年か、座右の銘というか、繰り返し浮かんでくるマクベスの言葉が浮かんでくる。

 Life is but a walking shadow, a poor player,
  That struts and frets his hour upon the stage,
  And then is heard no more;
 It is a tale told by an idiot,
 full of sound and fury, signifying nothing.

 これをなんかおもしろく翻訳しよう、そうしたら気持ちも晴れるだろう、と考えた。

 ・・・人生は動く影だ。みんな下手な役者、自分の頭の中の人生という舞台で、大見えを切ったり、大真面目に悩んだりしている。   笑っちゃうよ!
君が死んだら、君のことなど誰も憶えていないこと請け合いだ。
 人生。それは馬鹿が創った物語、青春の華やかな乱痴気騒ぎ、あっと言う間に過ぎ去って、何の意味もない。・・・

 そもそも、思い返せば、小生が二十歳くらいの時、すでにやたら人生が虚しく感じられたものだ。そのとき、これではいけない、虚しく感じるのは、真にやりたいことがないということにすぎない、認識の問題ではなく活力の低下の問題に過ぎない、と自分に言い聞かせたものだ。

 今でもその考えは変わらない。活力ある人間は、人生が虚しいなどと感じている暇などなく何かに打ち込んでいる。会社を切り盛りしたり、異性を獲得するためにあれやこれやと画策したり、創作したり、スポーツをしたり、サークル活動をしたり、and so on.

 そもそも、人生は虚しいと感じる瞬間は、何事かをやろうとする意欲が減退するときである。それには、明瞭な原因がある場合もあり、とくに原因らしきものが見当たらないこともある。前者は急性であるが、日にち薬が有効だ。時がたてば自然に治る。しかし、これを繰り返す人は、やはり体質というか、そういう気質があるんだろうな。

 後者はどうしようもない。いくらこの世が意気消沈させることが多いとは言っても、全てということはない。まあ体質と言ってしまえば、そうに違いない。なんか生命が、その個体に力を与えるのを惜しんだ、といった趣である。

 それに引き換え、いつも元気溌剌としている人は、やはり生命力が漲っていると感じる。声も大きく姿勢もいい。そういう人が部屋に入ってくるだけで、部屋がぱっと明るくなるのを感じる。やはり人には人のオーラってものがある。

 昔いわゆる躁鬱病の友人がいた。そのとき驚いたのは、躁のときと鬱のときと、彼の肌の張りがまるで違うということだった。ある時、躁の彼に誘われて風呂屋に行った時のこと。裸になって大きい鏡の前で、彼はボディビルのポーズをとったり、格闘技の選手の真似をしたりしていた。このときの彼の肌のつやと張りが、まったく文字通り光り輝くようで、普段のくすんでたるんだ肌とはまるで違い、その隣にならんだ小生と見比べて、その若々しさに圧倒された。そのとき、いったい病気とは何か。病気が正常より健康そうに見えるのはなぜか、と不思議に思ったことが忘れられない。

 しかし、見た眼だけが美しくなればいいのだけれど、彼の行動はもう社会的規律を破って困った。調子が良すぎて一晩に何軒も梯子して借金だらけ、周囲はそれを抑えるのに難儀した。
 
 病気で不思議だと思ったことをもう一つ思い出した。関節リウマチの知人がいて、彼女は明日雨が降るよ、という。たしかに翌日は雨だ。これなんかは、病気が知覚を鋭敏にしたのだろう。

 なんにせよ、われわれは潜在的にいろいろな能力を有していて、普段はそれが抑えられているが、それがあるきっかけで、突然解発されるのかもしれん、まあ〈正常に〉生きるためには、正規分布の中ほどにいることが必要なんだろうな、と推測する。



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風のごとく

Danke! 世界を風のごとく飛び回っておられるヘルブラウ女史。
今気がつきましたが、小生のような日本人にはヘルというとどうしても地獄ときます。でhellblowとなると、地獄の風ってなりますね、失礼。飛行機の中では十分の睡眠を!

お久ー、

Moin,うたのすけ殿、

いつの間にかこういう思索から逃げてる自分にほっとしたりしています。
今は時差ボケとかもあり、何かをしながら寝てることがあり
運転しながらとかになると恐いものです・・・

いつも慢性寝不足という気もするのですが、
生理的には多分睡眠は足りているのでしょうね、

ドイツのファスビンダー監督(日本では『マリアブラウンの結婚』で知られてるかなぁ)は
「寝るのは死んでから十分できる」って言ってました。
彼は40代で亡くなったのでもう十分寝てますねっ・・・笑

取り止めがなくなってきてるのでこれで失礼します、チュース!

不眠症

なでしこ☆さん。
貴女のお元気な声を聞くだけで、気分が上向きになりますよ!
ほんと☆のように光ってますよ。☆☆☆・・・

小生は、いわゆる不眠症ではありません。よく寝る男です。だいたい一日に8時間以上眠ります。しかし、何か考え事で気になっていると、夜ふっと眼が覚めて、そのことを考えている、ってことはたまにあります。嵐の音にも目を覚さず熟睡している婦人が、傍らに寝ている赤子が動いただけで目を覚ますということを聞いたことがあります。人は眠っていても、気がかりなことには気を掛けているものですね。
また歳のせいでしょうか、トイレに一回は起きることが多いです。
目が覚めて、ふっと絶望感に襲われることは、今ままでに、5回くらいありました。これ怖いですね。幸い最近はありませんが。今回のような程度は、ちょくちょくありますが。たいしたことではありません。人生のスパイスですよ。

幸せ、不幸せって、仰るように、言葉と現実とは違うって感じることは、しばしばありますね。

女性には肩こりの人が多いですねぇ。姿勢にちょっとした偏りの癖があるのでしょうか。毎日の柔軟体操を奨めます。


さあ、今日はいつもの二倍運動すっか!

他力本願

くまざぇもんさん、こんにちは。
頭痛持ちですか。小生はめったに頭痛はないですね。周囲には結構多いです、そういう人。本当に頭痛のエネルギーを何かに変換できればいいのにねぇ。
仰るとおり、気分の浮き沈みは、自分の力ではどうにもならないですね。というか、心を心で直接にコントロールするのは難しい。だから、落ち込んだ時、たとえば、散歩するとか運動するとか、体を動かすとかを、まずだまされたと思ってやってみるのがいいように思います。
それがだめなら、他力を期待して、じっと唸っているしかないですね。かならずまた上向きになりますから。
心療内科や精神科に通院している人に接しているとよくわかるけれども、人は自分の意志で生きているとはどうしても思われない時がありますね、さらに健康な人でも自分の意志だけで健康になっているわけではないでしょう。
でも、それにもかかわらず、普段の方法としては、自分の行為は自分の意志で為すという、気概をもたねばならない、と思います。

病は気から

omama01さん。
同感です。要するに、何事も気にしなければいいとは、日常心がけていることです。
病気→気が病む
disease→ease(安心) がdis(ない)ですわね。
忙しくて忙しくて、umaさん、絶好調ですね。

うたのすけさん、不眠症みたいですね?

うたのすけさん、こんにちは!

(私は、「うつ病」に掛かったことがないのですが、)
お医者様に自分が「うつ病」ではないか?と尋ねて笑われたことがあります。ははは!
しかし、自律神経は元々弱いと言われてますから気をつけてます。
だから、私には、うたのすけさんの感覚は解りますよ。
私は体質的に、不眠症なので早く起きたり、寝すぎたりしますよ。
肩こりも持ってますしね!
ある知り合いに、「バラエティでも見てアハハと笑ったらいいんですよ。」と言われて・・・笑えますか?と聞き返したりしてます。

暇だから悩むのだ!とよく言われます。
暇だから悩むのではなくて、忙しくても「うつ病」になる人はなる。心の磨耗とてもいうんでしょうか?(暇でも悩まない人もいる!)

元気そうな人でも外見と中身が全然違う人がいます。シアワセそうに見える人でも不幸だと嘆く人がいる。。。
私の周りには、そんな人がゴロゴロしてる。
世の中ってそんな場所なのかもしれませんよ。
最近、ある若者たちの悩みを聞きましたが・・・
私が「大丈夫だから病院に行きなさい。」とか、
「寂しい病に成らないようにね。」と言ったらそれだけで安心する見たいですね。
うつ病の人は、大変ですね。(薬物治療が、少し怖いかも~?)
とにかく、元気な人は、周りに元気を分けてあげて、不幸な人は暗さを分けてあげたらバランスがとれますから!ははは!

健康

こんにちは。
私も雨が降る前に頭痛が起こります。何かに活かせたらいいのに。
うつ一歩手前、これもまた経験あり。
うつっぽい?と思ったら他力本願、信頼できる人に救いを求めます。これが一番有効です、私の場合は。

心身共に健康が一番ですね。

No title

とある宗教団体が末期がん患者に聖水としてただの水を与えるとがんが治ったとかいう話を聞いたことがあります。
病は気から。
少なくとも私はやりたいことをするだけで、毎日毎日欠片の余裕もありません。忙しくて忙しくて悩む暇すらありませんね~。

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澄み濁るをば神ぞ知るらん

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