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漫才1

A 「いやー、この前の震災は大変でしたなぁ。家が流された人はどうなってるんやろ」

B 「でも、まあみんながみんな同じ不幸を体験したというわけでもないやろ」

A 「と言うと?」

B 「いや、中にはな、家をなくして何だかすっきりした、って人もいるんやないやろか。」

A 「そんな人おるやろか?」

B 「例えば、捨てたいけれど、捨てられずにぎょーさんモノが溜まって困っとる人とか、修繕費がものすごくかかる壊れかけた古家をもっとる人とか、多額の借金証書がある人とか。」

A 「たしかに、そんなモン無い方がええわ。」

B 「そやろ。」

A 「そりゃ、震災に感謝せなあかんわ。」

B 「震災さまさまや。」

A 「さまさまと言えば、これはええチャンスとばかりにな、ドロボーが仰山でたらしい。中には泥に半ば埋まった人からバッグや腕時計を取ってった奴らがおるらしい。」

B 「そやがな。それを狙ろて、わざわざ遠くからやってきた奴らもおるらしいな。そりゃ専門家にとっては震災さまさまやろ。」

A 「世の中にはいろんな専門家がおるもんや。」

B 「でもなぁ、逆に普段なんにもせんような人が、知らん年寄り助けに走ったり、避難所で食べ物を分け与えたり、というような話も聞くでえ。」

A 「そやがな。いざという時、人はどういう行動にでるか、それが判らん。評論家はいろんなこと言うけどな、そう言う人らもいざという時どうするか、見てみたいわ。」

B 「そやそや。ゆーこととすることと違うのが人の常や。」

A 「いやまた、言う人は本気でそれを言うとるのかどうか分からん。」

B 「そうや。お気の毒に、とかいう言葉なんかそや。うちの隣の犬が死んだ時、おれは口ではお気の毒にとゆうてやったが、本心はあのうるさい犬が死んでせいせいしたと思っとった。」

A 「そやろ。おれも隣の娘さんに可愛いと言うてやったことがある。」

B 「世の中みんなそや。だからな、マスコミには注意せなかんで。」
 
A 「そうや。注意しとる。新聞にええと書いてあるなら、悪いということやないかと考えてみるし、悪いと書いてあれば、ええことやないかと考えてみる、それくらいの習慣はついとるで。」

B 「そりゃ、ええ習慣やわ。あんた、見かけによらん、ええ男やな。」

A 「その言葉に騙されへんで。おれは隣の娘と違うでー。」

B 「いや、これは本心や。疑いも行きすぎはあかんよ。」


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テーマ : お笑い - ジャンル : お笑い

コメント

No title

淡青さん、ようこそ。たまには面白い対話編を作りたいけれど、なかなか難しいもんですなぁ。それにしても、座布団三枚とは景気がいいねぇ。まあ、春だしね。

いろいろですなぁ~

お久ーでございます、
うたのすけ殿はその間漫才師とおなりになったようで、
白妙のお座布団など持ってまいらねば~・・・3枚もってけー! 笑

こんな軽妙な語り部のうたのすけ殿もええなぁ~、
ほっほっのほの字・・・?笑

No title

umama01さんの仰るとおり、幸不幸は何時やってくるか分かりませんねぇ。それに災い転じて福ってこともあるし、まあどうせ分からないだらけだから、いつでも今を楽しなくてはと年々思うようになります。

No title

……隣の娘さん、不憫な。。。
しかし、こういうのを見ると、震災の所為で漁港が被害を受けた代わりに、震災のお蔭で魚の生息数が莫大に増えている……って話を思い出します。
何事も塞翁が馬と言うか……禍福は糾える縄の如し。

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