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斎宮行き2


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 この斎宮の文献上の初見は、あの悲劇の大津皇子のお姉さんの大伯皇女(おほくのひめみこ)。『万葉集』の歌で有名ですね。163の題詞には「大津皇子薨ぜし後に、大伯皇女、伊勢の斎宮より京に上る時に作歌」とあります。

 それよりずっと前に、垂仁天皇の御代、倭姫命は、天照大神の御霊の誘導によって、さまざま経巡った末、伊勢国にその祠(やしろ)を立て拝祭した。『日本書紀』では、斎宮をたつとある。しかし、このときの斎宮は、大御神を斎奉る(いつきたてまつる)宮ということで、後の時代の斎王の宮と間違えてはいけない、と宣長は注意を呼び掛けている。(『古事記伝』十五之巻)

 で、結局いつから、斎宮があったのか。もちろん今の斎宮跡に初めからあったとは限りません。とにかく、伊勢神宮がいつからあったのか、一地方豪族が天皇家に負けたのか、記紀の物語の意味は、などといろいろ学者は考えますが、斎宮制度が終わった時は、はっきりしています。平家滅亡後(1185)及び、承久の乱(1221)以後とぎれ、後醍醐天皇の御代、足利尊氏が幕府をひらいた建武三年(1336)に完全になくなります。

 世の乱れ、そして武家政権によって古代的なるもが消滅していったのをを感じます。


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