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神楽を楽しむ

淡路のイザナギ神社で催された三大神楽祭りなるものを見てきた。

まずは太鼓の合奏から始まった。天を地をとよもすような太鼓の響きは、普段は静寂きわまる神社境内を動かし、このときばかりはイザナギ命もおどろいて神殿から出てこようというものである。大きな杉の木の天辺にいたカラスも何事かと驚いているように微動だにしない有様。

地元淡路の神楽は巫女神楽で、四人の若い巫女が、鈴や榊あるいは御幣を手に舞う。このかわいいシャーマンたちの旋回によって観客は観客でなくなり、神の息吹を宿した未分化の共同体になる。

次に、出雲のスサノオのヤマタノオロチ退治の物語。スサノオの踊りと語り、太鼓や笛と歌。なんというおどろおどろしさ。すべてが大迫力で、原始的な荒々しさ。オロチ役も動きが多く大変でしょうな。老夫婦と櫛名田姫のお面も素朴で惹かれる、スサノオのお面は能のベシミに似ていると思った、どことなく可愛い。

高千穂の神楽は、エロティックな笑いに満ち満ちていて、これぞ里神楽の典型ではないか、われわれ里人の共感するところである。

翻って思うに、能の面や衣装や動きは様式美の極致であり、神楽がバロック的な力の充溢とすれば、能は古典主義の完成だな。




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テーマ : 伝統芸能 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

No title

おもしろそうなものやっているのですね。今度見に行きたいです。伝統芸能興味ありますので。

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