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冬の到来

 早朝に窓を開ければ
 久々に冬の匂い
 両の鼻孔に入り込む
 この芳しい
 むかし懐かし
 幼時より
 慣れ親しんだ
 お手伝いさんの
 赤いしもやけの手が
 白い大根の漬物を切る
 その早朝の大気の香り

 しっとりと落ち着いた
 落葉散り敷く大気の中を
 ゆっくりと
 泳ぐように
 歩み出だせば
 鳥たちは身じろぎもせず
 こちらをじっと見つめている
 その暖かき眼差しは
 わが歩みをたすけ導き
 まだ見ぬ山々の
 霧ふかい台地にいざなう

 冷たい大気の無菌室に
 赤い太陽は
 足取り重く
 入ってくる
 いやいやながら
 氷のような雲の塊の
 後ろに隠れながら
 遠い異界から
 無邪気に放つ
 危険な朱色の光を 
 直視せず伏し目がちに
 礼拝! そして
 気にせず歩み続けよう
 冬の朝の匂いを忘れないように



        

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澄み濁るをば神ぞ知るらん

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