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石ヲ好ム

 小生は昔から石が好きで、散歩をする時も空や家や植物を見るだけでなく、たえず面白い石はないかなと道端に注意しながら歩く。どこか旅行に行ったら必ずその地の石を持ち帰る。そして採取場所と日付を書きこむ。友人が旅行に行くからお土産は何がいいと訊かれると小さな石を拾ってきてくれと言う。だからいつの間にかけっこうな石持ちになってしまった。

 いまこれらを写真に撮って整理しようというついでに、ここに少しだけ紹介したい。

   天橋立2個
 これらはつい先日行った天橋立を歩いているとき、その海側の砂浜で拾ったもの。右はちょうど鶏卵の大きさで、花崗岩に見えるが、こんなに円くなるまで、いったい何千年・何万年のあいだ波に転がされていたのだろうと思う。
 左は、ひょっとして細石(さざれいし)ではないかと思う。違うかもしれない。表面をよく見ると貝やイソギンチャクのようなものの付着した痕がいくつかある。細石と言えば、有数の産地である岐阜県でとれたモノを以前に知人から貰ったはずだが、どこへ行ったか、家じゅう探しまわったが見つからない。大ショック。


   知多海岸石2個
これは知多半島の海岸で拾ったもの。よくあるパターンで、石が海辺の虫によってきれいに穴が穿たれている。右は鉛筆立てにしている。


   4種の石
 左上は御嶽山の頂上付近にあったもの、左下は鹿児島の海岸で拾ったもので、ものすごく軽い。右上は土佐桂浜産。右下の黒灰の石は、どーってことないそこらに転がっているようなフツーの石だが、25年くらい前か、母が春日大社の旅行から帰ってきて、「あんた石が好きやろ」と言って、小生に土産としてくれたものだから、とても捨てることはできない。


   パルテノン石
 左はギリシャのオリンピアの遺跡で、右はパルテノン神殿で拾った大理石。


   薄墨桜石
 これは岐阜県根尾村の有名な薄墨桜のすぐ横の露店で300円で買った菊花石。何日も布でこすっていたら綺麗になった。

   屋久島石
 これは屋久島の安房の海岸で拾ったもの。よくあるけど、ちょうど二種の層の部分が一つの石になっていて面白い。


   阿蘇・高千穂
左は阿蘇山、横から見ると赤色と灰色と二層になっている。右は高千穂産、ここの石はすべて直線的にシャープな割れ方をしている。


   宍道湖・本居
 左は宍道湖、右の白石は本居宣長の奥墓の前で見つけたもの


   紫式部石
 これはわが家の近くで散歩中拾ったもの。着物姿の女性に見えるでしょ。 銘 紫式部

 
ムーア石1ムーア石2ムーア石3

 この艶のある黒石は、わがコレクションの中で最高のものだ。親戚から貰ったもののような気がするが、入手先はなぜかハッキリした記憶がない。いわゆる那智黒だと思うが、自然石にしては表面がきれいすぎる。以前の持ち主が磨いたのか? 何が最高って、これほどの〈完璧な〉形はないであろうと思う。どう考えても、これほどの素晴らしい形はない。強いて言えば鞍形だが、どこからみても黄金比率というか、根源的な形というか、見れば見るほどに自然の奥儀に誘われる。これに較べたら全き球は恣意的な抽象的な完全性にすぎない。これは、正円の球に較べるとはるかに形として出来ている。ある芸術家が造ったのではないかと思う。 銘 ヘンリームーア


   矢じりなど

 数年前ある親戚から倉の隅に眠っていた大量の石をもらった。御先祖がやはり石を集めていたそうだうだ。ここには黒曜石、石器時代の矢じり、水晶、鍾乳洞の石筍などがある。他にも、知らない変わった石が山ほどある。


   雲母
これは雲母。御先祖が明治時代に北韓(今の北朝鮮?)で拾ったと裏に書いてある。妻の曾祖父は日韓併合前夜、明治43年ころからしばらく朝鮮の京城(今のソウル)にて勤務していた。


 こんな瓦の断片も残っている。
   正㤗瓦
裏にはこう書いてある。「明治45年2月22日 紫宸殿東側ニテ ○○○○(妻の祖父の名前)


 そして当時の日本や朝鮮のものらしい瓦などがたくさんあったので、しまっておいても面白くないから、玄関先の庭を華やかにし、毎日見れるようにした。

   庭瓦
   

 これも同じくその御先祖が、明治時代に拾ったもの。
    明治石


 左の白い石には、「明治38年2月5日父ニ□ヒ芸陽八木梅林ニ遊ヒ其傍ラノ河沙ニ於テ得之」と書いてある。たぶん妻の祖父の兄が書いたものであろう。

 右の赤石には、「明治辛卯(これは明治24年1891年)新嘗祭日(?)片岡兄登鞍島山得山嶺(?)此乃□□行之記念」とある。これを書いたと思われる妻の曾祖父は、まさか100年以上の後に、ひ孫の旦那が愛でてくれるであろうとは露ほども思わなかったに違いない。

 まあ、ちょっと変わった石を探して持って帰り、愛でる楽しみは安上がりだし、散歩や旅行をいっそう楽しくしてくれるし、しかも飽きることがない。

 しかし、石に興味がない家族にとっては、こんな大量の石が残されたら迷惑じゃないの、って声が聞こえる。そうだな、こんな道楽、注意しなきゃ。

   楽石注意、楽石注意(笑)



     


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