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『ドン・カルロ』を聴く

ミラノ・スカラ座公演『ドン・カルロ』を観た。
このオペラを一度観てみたいと思っていた。噂にたがわぬヴェルディの傑作だと思った。
男女の、王と教皇の、王と臣下の、友の、宗教上の対立が絡み合って展開する。この複雑な諸関係を見事に処理しているベルディの才能天晴れなり。小生はふと三島由紀夫の『鹿鳴館』を連想した。
それにしても、このオペラを流れる暗い、沈鬱なトーン。一貫して流れる王の憂鬱。
それはハプスブルグ・スペインの衰退を、キリスト教文明の必然の展開を暗示しているのかな。

開演前の日中、上野をぶらぶら、寛永寺と徳川慶喜の墓参り、そして博物館をゆっくり回った。
慶喜さんは将軍になってから何を考えて生きていたのだろう。幕末、西欧列強の脅迫に立ち向かう術もないまま、革命の準備をしなければならなかった時の将軍の気持ちは?ここには諦念があるかもしれないが、憂鬱はない。革命前ってそんなものか。

博物館。今回はガンダーラの仏さんたちの顔はみなとても優しかった、また「バコウハン」の緑青色が常よりも淡く透明であった。




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