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マインドコントロールの効用 4

また、死ぬ恐怖について思うに、まず死ぬときはじっさい苦痛はそんなにない。大抵はあっという間だ。それまでが恐怖である。
そしてその恐怖は想像にある。幅一メートルの畦道はよそ見していても歩けるのに、幅一メートルのつり橋を歩くのは怖くてひるむ。
百トンの石が吊り下げられている下に居ると思うことは恐怖をともなう。しかし、じっさいそれが落ちてきて押しつぶされても、痛みなど感じないであろうことは解る。
特攻兵士が敵艦に突っ込んだときも痛くはないであろう。いや、うまく死ねればいいが、半死にならば苦痛だろうと言うかもしれない。たしかに、うまく死ねないと困る。痛いときは痛いのだが、痛みは限度を超えれば気を失う。しかし、痛みは恐怖とは違う。痛みが続くのではないかと思うことが、そう思う今が恐怖なのである。病院で診察される子供が注射器を見ると泣きだす。そのとき子供は痛みなど感じていない、しかし恐怖を感じている。
要するに自分が苦痛に苛まされることをあれこれ想像することにおいて恐怖を感じる。だから、できるだけそういうことを想像しないよう心がけたいと思う。じっさい誰でも何か思い切ってやろうとするときは、伴うかもしれない苦しみの想像を出来うる限り自分の心から排除するよう自分をコントロールするではないか。

 さて、いかなる人間の思い込みをも排して、平等に「命が一番大切かどうか」を、もし天の神様に訊いたとしたら、神様は何と答えてくれるであろうか? 正直、小生には判らない。
ただ、なんとなく思うのは、この肉体としての命がとにかくなくては話にならぬ、まず生きるために命が一番と考えるのが女性的原理(女性は子供を生む)とすれば、肉体的な命より大事なものがあるという想いから逃れられないのが男性的原理であろう。人間世界には常にこの二つの原理があって、時により所により、どちらかの原理が優勢になる。 
 ( 続く・・・ )




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